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記 事  区切り3.第54番延命寺〜第88番大窪寺 歩き遍路を終えて


  {総括}       *第54番延命寺〜第88番大窪寺〜第1番霊山寺までの36ケ寺を巡拝。
             *歩いた遍路道の総距離合計:320.6km/8日(実質:7.3日)(平均43.9km/日)
             *今回,厳冬期の歩き遍路を敢えて選んだ。早朝,ライトを持ち身を切る寒さのなか宿を出発する。
               想像通りの状況下,思い出深い歩き遍路行を経験できた。 詳細は下記通りです。
                

(1)計画
*今回で歩き遍路15巡目の結願となる。今回のテーマ(目標)は,大先達になるに相応しい歩き遍路行にしたく,未経験の
  1〜2月厳冬期に歩くこと。15年の歳月を掛けた遍路修行を返りみて,この厳しい自然環境下に身を置き,無心になり意
  識してひたすら歩く。辿り着く札所で「充実した心の旅」に感謝し,満ち足りた気持ちでお参りする。

*今回の第3回区切り(2015年1〜2月)は,第54番延命寺〜第88番大窪寺までとする。
過去14巡のデーターを元に計画を立てる。慎重に検討を重ねノウハウの全てを織り込み,幾度と計画を練り直す。私の好
  む「Plan Do See」の始り楽しい時でもある。それでも万全とは言えない。厳しい局面での対応は予め考えておく。

*35ヶ寺を7日で巡拝する計画を立てる。修行とは厳しいものとの考えが強くある。私の持てる能力全てを注ぎ,立案した計   画を実行することに全力集中する。なお,8日目は第1番霊山寺に向かう。
*1〜2月となると日照時間が短く(約10時間30分),歩く距離は40km余/日で計画する。札所巡拝して1日に10〜   12時間,休むことなく歩くことは容易では無い。
*宿の手配は出発一週間前の1月21日に全て予約済み。従来のスタイルと何ら変わらない。

 <付記>
   私の計画の根幹を成すのに「心身の修行」がある。プレッシャーに怯まず,自分と闘い鍛えて行く。ならば開けると信じて
  挑む。
歩き遍路して14巡結願。過去に88ヶ寺を20日で歩き通したのも此処にある。人はゆっくり四国遍路を楽しんで
  はと言う。
私も2巡目まではそのように考え,すべてに感謝して巡拝した。しかし,自分を見つめ,巡拝で生きる喜び・幸
  せの有難さを知るにつけ,歩き遍路の
意義・信条に思いを馳せるようになった。仏教に帰依し,ひたすら無心に心身と仏道
  を
身につけ精神性を高める修行を求める巡拝になった。勿論、真言宗の根本の教え,三蜜修行,お大師さまの心の実践は当
  然のことである。

(2)結果
35ケ寺(第54番延命寺〜第88番大窪寺)の総距離303kmを7日で歩き通した。(平均43.3km/日)
*早朝AM5時起き,宿泊先をAM5.30〜6.00時に出発します。
*早い出発ですので朝食はなし。玄関での見送りもありません。
*日の出はAM7時頃ですので,夜明け暗いなか1時間余りライト照らし歩きます。

*厳冬期であり,高山にある横峰寺(700m),雲辺寺(911m)は残雪あり。(写真添付あり)
 雪を踏みしめ,キーンと静まる山中を歩き遍路して山寺に向かう。これ想定内であり,有難い修行を体験する。
 俗界とは無縁な深山静寂で霊気漂う,佛心を呼び起こす世界が存在します。

*全てを歩き遍路で通します。身体を休めるのはトイレ及び札所(寺)で読経している時です。
*今回,歩き遍路行が体力的に厳しいと感じた日はありません。
2月6日(最終日)に遍路道を間違えました。久しぶりのお礼参りは,徳島県阿波市を経由して,第1番霊山寺(徳島県鳴     門市)に向かう計画でした。当日,AM6.00民宿<八十窪>を出発する。高度約500mにある大窪寺より夜明け前,ライト
   照らし峠を下る。山間部で民家は無く,目標になるものが少ない。車道を左に折れ,アスファルト道を辿るのは承知してい
   る。
左折して10分程歩いたところでルートを間違い,香川県側に下ることに気が付いた。それでは私の生家(東かがわ市)に立寄
     り,墓参り して,第1番霊山寺に向かうことに急遽変更する。2年ぶりの里帰りとなり,結果良し。

*この時期,お遍路はやはり少ない。宿・道中で歩き遍路にお会いしたのは5人ほど。結願のお宿<八十窪>では私一人。
*唯一,印象に残る歩き遍路に出会う。外見・雰囲気ある格好から外国人と思いきや,カナダ・バンクーバー永住の日本人,初めてのお遍    路を野宿して巡拝中とか。立ち止り,少々遍路談義となる。海外生活が長いためか,大らかで明るい人柄が魅力的だった。

*厳冬期のお遍路は初めてなので,荷物・着用品について慎重になった。私のこだわりは,豊かさ・安全を身に纏う遍路装束を嫌う。
  穢れを落とし,貪りを排すは修行と心得,軽量化を実践してきた経緯がある。パッキングする時に悩んだ。しかし,ここは体調管理を優先    すべきと方針変更する。特別に装備したもの『チョッキ(毛)・ヤッケ・ネックウォーマー・ズボン下・手袋(防寒)⇒計892Kg』でした。
  現実,早朝時は0℃以下となり,峠の境目トンネルではAM10.00でも−1℃だったが,そう寒さを感じず歩けて助かる。

*帰路,第一番霊山寺に立寄る。理由は「大先達」への昇補申請書を受け取るため。現在の「権大先達」に補任後,3年経過し,3巡する    条件を満たしたのでお願いする。お会いしたのは芳村秀全住職,尼僧(木下さん)です。推薦頂ければ,年末12月に善通寺にて研修を    受け念願の「大先達」になる。

<付記>
  空海の言葉に「真如は色を絶すれども色を待ってすなはち悟る」がある。自ら修行を行ない,神秘体験を積むことにより,真理に到達で
  きると説く。密教に「身口意」の言葉がある。手に印を結び,口で真言を唱え,心(意)で一心に祈る,すなわち行によって,まさに真理を
  体得することができる。自らの心を清らかにする体験(行)を通して,自由で安らかな心の境地に至ることができると説く。


 四国霊場は心身の修養,洗心の道場です。
 私は遍路修行は「楽しみながら,心身を鍛えながら,仏道を極めて行くもの」と考え実践しています。

                                               以 上       

 <追記>8日間でデジカメで写真521枚撮りました。今ある情景・光景を記録として留めたくシャッターを切る。
     その中から「思い出の写真」88枚とお花8枚を添付します                                                            

思い出の写真

今治市菊間町

第54番 延命寺

今治市阿方

第55番 南光坊

第56番 泰山寺 

今治市玉川町八幡

第57番 栄福寺

犬塚

第58番 仙遊寺

山門 金剛力士像(吽形)

へんろ道 (国分寺へ)

第59番  国分寺

石鎚橋

へんろ道横峰寺へ)

第60番  横峰寺

へんろ道 (香園寺へ)

へんろ道から遠望 (西条市)

第61番  香園寺

第62番  宝寿寺

第63番  吉祥寺

AM6.30 西条市氷見

第64番  前神寺 本堂

前神寺 大師堂

AM6.35 四国中央市三島

第65番  三角寺

三角寺 本堂

四国中央市川滝町

別格14番 常福寺(椿堂)

境目トンネル<愛媛ー徳島県境>

へんろ道・車道合流点 (雲辺寺へ)

へんろ道から遠望 (徳島県三好市)

へんろ道・車道 (雲辺寺へ)

第66番 雲辺寺 (高さ900m)

雲辺寺 おたのみなす

雲辺寺 五百羅漢像

へんろ道(大興寺へ)

観音寺市粟井町

第67番 大興寺

山門 金剛力士像(吽形)

第68番 神恵院 ・ 第69番 観音寺

鐘楼 (見事な彫刻)

第70番 本山寺 本堂(国宝)

へんろ道 (弥谷寺へ)

第71番  弥谷寺

弥谷寺 磨崖仏

へんろ道 (出釈迦寺へ)

へんろ道 (出釈迦寺へ)

第73番 出釈迦寺

第72番 曼荼羅寺

善通寺市弘田町

第74番 甲山寺

第75番 善通寺 金堂(本堂)

善通寺 仁王門

善通寺 回廊

善通寺 東院

善通寺 五重塔

第76番 金倉寺

善通寺市金蔵寺町

第77番 道隆寺

丸亀市街 (丸亀城)

丸亀市 土器川

第78番 郷照寺

第79番 天皇寺

坂出市前谷(11号線)

第80番 国分寺

 国分寺 境内

高松市国分寺町

へんろ道からの遠望 (讃岐平野)

摩尼輪搭 (下乗石)

第81番 白峯寺

白峯寺 本堂と大師堂 

へんろ道 (根香寺へ)

第82番 根香寺

根香寺 本堂

へんろ道・車道からの遠望 (瀬戸内海)

第83番 一宮寺

第84番 屋島寺

境内  蓑山大明神(太三郎狸

AM7.18 日の出 (高松市街)

へんろ道 (八栗寺へ)

第85番 八栗寺

第86番 志度寺

志度寺 本堂

へんろ道 (長尾寺へ)

第87番 長尾寺

女体山 (774m)

第88番 大窪寺

大窪寺 本堂
       
遍路道で見かけた花

白梅

紅梅

スイセン

蝋梅

椿

黄金マサキ ? これは葉です

山茶花

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