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遍路
2012年逆打ち通し  第一話
逆打ち通し
第二話
日程を組む
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リュックの
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第四話
宿泊する
第五話
遍路道を歩く
2013年
108ヶ寺通し
2014年
区切り1
2014年
区切り2
2015年
区切り3
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第一話       逆 打 ち 通 し
私の四国八十八ヶ所巡拝歩き遍路行は,2000年より始めて今年で13年目になる。昨年迄に12巡結願しているので,毎年1巡していることになる。当初から,四国八十八ヶ所霊場会公認の先達を目指したので,先達申請の必要条件である4巡以上を目標とした。予定通り2005年に5巡目結願して,申請・推薦・研修を経て先達になりました。先達にも巡拝回数で階級があることを知り,歩き遍路行を始めたからには上を目指そうと決めた。まだ年齢的にも体力・気力もあり,時間もあるので可能と判断した。何より「感謝と行」を実践することで,心の修行になる。身口意三業に真摯に向かい合うことで,本当の自分の存在を知る。そして繰り返し修行することの大切さを知り,御利益・功徳をいただく遍路行は有難く,今以って歩き続けている。

 <参考>過去12回の巡拝コース 
巡拝コース  巡拝回数  内  訳 
順打ち通し 3巡目(2003年) 10巡目(2009年)
順打ち区切り 記述以外(2000,01,03,06,07,09,10,11年)
逆打ち通し       
逆打ち区切り 4巡目(2003〜2005年) 8巡目(2007〜2008年)

そして,今年もお遍路に出立する季節が来た。
今年は閏年,未体験の「逆打ち通し」することを早々に決めた。道しるべ少なく,設定された遍路道を逆に歩き通すことは容易ではない。一般的には,初めは順打ち遍路で遍路道をある程度掌握してから,逆打ちされると戸惑い少なく楽しい遍路旅になると教えている。私は逆打ち区切り2回,順打ち通し2回体験済み,「逆打ち」と「通し」の体験を復習しながら,活かして歩き通せば良いわけだ。従い,計画・日程を組む段階で特別難しい遍路行とは,想像することもなく深く考えもしなかった。

<結願して振り返る>
*天候もまずまずの春遍路でした。計画・日程通り「逆打ち通し」して,21日で結願しました。
*逆打ち通し21日で結願したことに大方の人は驚かれる。過去に順打ち通し20日(2009年),22日(2002年)で結願してい るの      で,強ち特別な事ではない。(備考:何故歩けるのか,歩くのか,特別な思いがあるのか等々は後日,記事にします)    
*敢えて取り上げれば計画より、遅れがちで焦った時が2回あった。(次に記す@A)
@5月10日AM7.00第39番延光寺で納経終え,第38番金剛福寺までの50.8Km<三原村〜市野瀬経由>を歩いて,PM 17.00     納経に間に合わせる計画である。10時間休みナシ,5.1Km/時速の歩きである。体力・気力で間に合わせた。
A5月14日昼過ぎから,風雨強くなり,一時間以上の遅れ、BH弁長にPM19.30以降になる旨の入れる。サイクリング道・琴ケ浜辺り    から写真撮影は不可。雨水がカッパを透し,身体はベトベトに濡れて冷える。極楽寺辺りでは暗くなり,ランプ照ら しての歩行。      途中で海岸線通行禁止の看板あり。 一度,国道に出て500m歩く。GSで道路状況を確認。再び海岸線に戻り歩く。    
   安芸市街に入り,BH弁長迄の2kmは長かった。
*逆打ちの楽しいところは,順打ちお遍路を迎えるでなく,次から次とこちらに向かって来るところだ。逆打ちの厳しさに心折れ,話し    相手のいない,一人お遍路の寂しさを紛らわしてくれる出会いがある事だ。お互い共有する遍路話をするのも大きな意味を持つ。
*道中・宿で多くの出会いがあり.楽しいコミュニケーションも多々あった。特に外国人には片言で話しかけ,接待する。
*計画外のデジカメ持参して,霊場・遍路道を2639枚撮影してきた。(この結果,宿着が毎日30分前後遅れた)
*道しるべ少ない逆打ち遍路道も戸惑うことなく,まずは順調な歩きでした。強いて言えば,5月8日宿を出て未明AM4.00過ぎ,ライト     を照らし内子町街中を抜け,野球場に行く道筋・路地が見つからず,15分ほど要した。
*難度が高いので修行としての御利益や功徳が少なからずあることを実感できた。 

                < 私の遍路旅>
今回の逆打ちで弘法大師にお会いすることは無かった。しかし,妙に気に掛かることがあった。霧塞の雲辺寺登り,早足に下山するお遍路がいた。振り向きお姿を追うが見失う。一瞬の出来事。お大師さんに似ていたようにも思うが・・・?妄想だろうか ・・・。
いや,信じてこれからも帰依して行こう。また,四国遍路にお招き頂くよう日々精進しょう。
   南無大師遍照金剛